ライセンスフリーの蛍光色素:Freedom Dyes



Freedom Dyes
Freedom Dyesは、IDTだけでなく第三者からの特許ライセンスが必要のない蛍光色素です。商業用途、診断用途に最適な蛍光色素について、幅広いラインナップを揃えています。Freedom Dyesには、IDTが販売する一般的な波長の色素を含みます。

Freedom Dyes - ラインナップ
Freedom Dyeには、FAM、JOE、MAX、ROX、TAMRA、Yakima Yellowなどがあります。そして、ここに新しくATTO色素が加わりました。ATTO色素は、強い吸収を持ち、感度および光安定性が高く、蛍光量子収率が高いという特徴を持つ特許取得済みの蛍光マーカーです。ATTO色素は、VIC®、LIZ®、Alexa Fluor®色素の代替色素として使用できます。

一般的に使用されているライセンス付きの色素の代替として利用可能なFreedom Dyeの一覧を下の表に示します。その他の色素やより詳細な情報はこちらをご覧ください。



References
原文:Fluorescent dyes with no licensing restrictions—a growing portfolio
著者:Ellen Prediger, PhD, Senior Scientific Writer, IDT.
翻訳:安井 孝彰



製品フォーカス
IDTのGMPサービスについて
IDTは体外診断用薬(IVD)のオリゴヌクレオチド試薬成分および薬事未承認検査(LDT)用のAnalyte Specific Reagent(ASR)のためのGMP製造の認可を受けています。
当社のGMP製造サービスには、臨床用や遺伝子検査のアプリケーションで使用される製品に要求される高い品質基準を満たす、専用発注、生産、最終充填、出荷システムが含まれています。IDTのGMP施設は、米国食品医薬品局(FDA)の品質システム規制(QSR)21 CFR Part 820に準拠したISO 13485:2003の認証を受けており、米国FDAに登録されています。

研究から診断薬の商業化に至るまで、お客様のお役に立てる製品を提供していきます。
・100%プロセスをコントロールしています
・ライセンスの制限はありません。
詳しくはこちらご覧ください。


Additional Reading
IDT社は、ユニークな分子診断薬をもつIncellDx社のGMP製造を受託しています。
IDTのGMP顧客の1つであるIncellDx社は、ハイスループットな細胞分析技術と、細胞内の特定のタンパク質、RNA、DNA種を同時に識別できるインタクトなアッセイ技術を備えたユニークな診断薬メーカーです。IDTのGMP部門が提供する技術と製品の品質とサービスについてご参照ください。


ヒトのインビトロ診断のためのMGB Eclipse®プローブ
製品のスポットライト:ヒト診断用途にご使用いただけるIDTが製造するMGB Eclipse®プローブを販売しています。当社のGMP事業戦略の特徴である、完全な透明性と製品のトレーサビリティを保証した安心してご利用いただける製品です。