xGen® Custom Target Capture Probesの使用可能回数について
xGen®の標準プロトコールでは、1回のキャプチャー反応に対して、プローブセットより 3 pmole使用します。

またIDTでは、1プローブの納品量は、1RXNあたり3 pmoleで、RXN数は合成スケールによって決まっています。
合成スケール | RXN数 | 最小発注必要数 |
---|---|---|
Mini | 1 | 200プローブ |
standard | 8 | 96プローブ |
XL | 64 | 96プローブ |
つまりMiniでは1プローブにつき、3 pmole × 1 RXN = 3 pmole 納品され、Standardであれば、3 pmole × 8 RXN = 24 pmole 納品されます。
各スケールには最小発注必要数が設定されています。
Miniスケールで最小発注必要数を合成した場合、200 probe × 3 pmole/probe × 1 RXN = 600 pmole 納品されます。
1回のキャプチャーに使用する量は、3 pmoleであるため、Miniスケールで200プローブを合成した場合、600 pmple ÷ 3 pmole = 200回分のキャプチャーが行えるという計算になります。
Standardスケールで最小発注必要数を合成した場合は、96 probe × 3 pmole/probe × 8 RXN = 2,304 pmole 納品され、これはキャプチャー768回分に相当します。
価格例
MiniMiniスケールで200プローブご注文の場合
キャプチャー実験数:200プローブ × 1RXN = 200回分
価格 :200プローブ × ¥1,500 = ¥300,000
1回あたりのコスト:¥300,000 ÷ 200 = ¥1,500
キャプチャー領域※:200プローブ × 120bases/プローブ = 24,000bases
Standard
Standardスケールで96プローブご注文の場合
キャプチャー実験数:96プローブ × 8RXN = 768回分
価格:96プローブ × ¥2,500 = ¥240,000
1回あたりのコスト:¥240,000 ÷ 768 = ¥313
キャプチャー領域※:96プローブ × 120bases/プローブ = 11,520bases
XL
XLスケールで96プローブご注文の場合
キャプチャー実験数:96プローブ × 64RXN = 6,144回分
価格:96プローブ × ¥5,000 = ¥480,000
1回あたりのコスト:¥480,000 ÷ 6,144 = ¥78
キャプチャー領域※:96プローブ × 120bases/プローブ = 11,520bases
※IDT推奨の120merプローブを使用した場合。プローブは60~120merまで選択できます。
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